2011年7月アーカイブ

うおっ、国立高等専門学校機構のHPにもエコマイレッジチャレンジ九州大会のことが載った!
http://kosen-k.go.jp/letter1.html

校長先生が「栄誉なことです」って言ってたけど、本部にも報告されてるんだ.へー.
ああ、きょうは鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝日だな.
で、ホンダのサイトに面白いコラムがあった.
失敗から生まれる勝利

なかなか読み応えがあります.読むと、結構エコラン競技と類似点があるなと感じる.
たとえば
1.自分たちで作ったマシンでレースに参加する.
2.燃費が重要
3.相手と競るのが中心ではなく、各チームがあらかじめ自分たちで決めたレースプランを忠実に実行することに力を注ぐ.

電車の運行に例えた話がおもしろい.


RIMG0850.JPG校長先生にホンダエコマイレッジチャレンジ九州大会優勝の報告に伺いました.

校長室 広いー!

緊張の面持ちで面々優勝報告すると,校長先生からは,

「おめでとう.わたしたちにとっても大変栄誉なことです.」

とお声かけいただきました.

「九州大会に優勝したら全国大会に呼ばれるの?」と校長.

いやー,そのーエコランの場合は,全国大会は全国大会で独立した大会で,別にエントリーしないといけないんです.

このへんがロボコンのシステムとエコランの大会の違うところでなかなか説明が難しいところです.

RIMG0848.JPG第27回HONDAエコマイレッジチャレンジ九州大会結果

 改造車部門 大学 ・専門学校クラス

204号車 Team 淡青 of ANCT 1位 795.853km/l 

市販車クラス( 一般・大学・専門学校・高校混走)

601号車 Team 濃青 of ANCT 4位 120.215km/l

市販車クラスではチームで計画したレーススケジュールを無難にこなしましたが惜しくも表彰台を逃しました.改造ができないクラスだけに車輌のフリクションについて整備手法の見直しが必要そうです.

改造車クラスでは他のエントリにもありますように薄氷を踏むようなレース運びでしたが,年頭の目標の一つであった九州大会初優勝という結果を残すことができました.記録については昨年の九州大会から倍の800km/l弱と2倍の記録になりましたが,目標の一つであった1000km/lは次回以降のチャレンジへと持ち越しとなりました.しかしながら,ここ数年なかなか超えられなかった500km/l以上にあるという(空気抵抗の)壁をやっと超えることができ一同感無量です.

ご声援をいただきました皆様に心より御礼申し上げます.

写真:参加メンバー

(後段)楠田,豊永,下村,柿原,高木,堤,副島,松川
(前段)柿原,塚本,竹下,宮崎,星野,山下,鴫山,前原,柳原

基本的に市販車部門は問題は全くなかった(亨,タクトをはじめとして皆さん乙)ので改造車部門でのメモを中心にする.

23日の練習走行でコースアウトしてステアリング系の部品が変形する.昔使っていたパーツが(奇跡的に)あったので,ホテルの駐車場で夕食後に修理,調整.

24日8時車検開始.ブレーキの甘さが心配されるも一発パス.(勇作,乙)

8:30頃,昨日からのエンジン調整未了のためエンジンをシャシーからおろして調整作業を再開することにする.

9:30 開会式後練習走行時間開始.改造車チームはしもっちとしゅうじ,勇作を中心にエンジン調整開始.

調整作業を行う計測装置はパドックのトラックに積載されている.作業はぴっとではなくトラックで行わねばならなくなった.ピットとパドックまで100mほど距離があるので,一年生のヤマピーが何度となく工具やガソリンを取りに来たりピットとパドックを往復する.本当に乙.

10:00 練習走行時間が残り30分となり,調整作業に見切りをつける.ドライバーの習熟が必要なため数周でも走らせようとエンジンをシャシーに積載する作業を開始.

10:20 電装系とりまわし作業中にバッテリーの+端子がシャシーに接触する.カーボン繊維のシャシーは金属と同様導電性があるためショート,金属の接続端子が溶けてエンジンオイルに少し火がつく! しもっちアセっ,アセっする.(+端子から接続すべきだった.ヤナギセンセが指示ミスと反省してた.)

ヒューズ切れをシュウジが発見.よってヒューズ交換.原因不明.実はこのトラブルは前日にもあった.幸いHSR九州入り口にあるRSC九州さんに技術職員の中島先生が伺ったらメカニックの方が廃車からヒューズとってきて分けてくださったとのこと.ありがとうございました.

10:25 エンジン搭載完了,とにかく練習走行終了時刻の10:30までにゲートインすれば数周は走れるのではないかと考えゲートに向かうも,10:15にすでにゲートクローズ.徒労に終わる.

11:00 ヒート1に向けて暖気運転.またもヒューズ切れ.

10Aのヒューズから20Aのヒューズに交換することに決定.シュウジをはじめとする電装班がヒューズボックス交換のために配線の切断,半田付け作業を開始.

原因究明の議論も行うが,エンジン付近ではショートしそうな箇所はない.ドライバーの話によるとエンジンを起動して停止し,再起動する際にヒューズ切れが起きているようだと報告.

セルモーターやソレノイド等の消費電力を同じ系統でヒューズに接続しているため10A以上の電流が過電流が流れてしまっているのではないかと考察し,エンジン周囲の配線の被覆不足を調べるもそれらしい箇所なし.

11:30 20Aのヒューズボックス換装完了.セル起動.ドライバーがハンドル周囲で煙が出たのを発見.調査の結果,セルモーター等のボタンがついたスイッチボックスをハンドルに強くワイヤリングして固定していたのだが,スイッチの端子がボックス下に敷いていた絶縁体に少し突きささるような状態になっており,エンジン停止ボタンを押すとハンドルに接触してしまうことが発覚する.ハンドルはカーボンファイバー製のため電気を通すので,これで過電流が流れヒューズが切れるというメカニズムが成り立つ.

11:40 スイッチボックス下の絶縁体の追加作業開始.ボックスの固定を剛にワイヤリングでするのか柔にテープでするか議論.結局テープで柔にハンドル固定することに決定. 

11:50 固定完了.他チームはヒート1の出走を終えてピットに戻り始めるところが増えてきた.

急ぎ暖気運転しながらゲートに向かう.

12:10 ギリギリでヒート1出走に間に合う.ドライバーのアンダーステアの報告を受けてホイールアライメントを昨晩調整したが,どのようなハンドリングになっているかはぶっつけ本番の状態だった.

12:30 平均時速約26km/hでゴール.ドライバーはタイムアウトによる記録なしを恐れ少しペースを早くしたようである.

昼食時間だったが,改造車グループはそのまま13:00からのヒート2に向け整備作業開始.

13:00頃 ヒート2開始 午後の風が強まる.にわか雨の気配が出てきた.雨が降ると記録に大きく影響するためドライバーの要望で出走を急ぐ.

ヒート2,市販車,改造車ともに無事ゴールして計量まで終了.改造車ではドライバーがまたもリヤホイールがカウルに接触するという症状を訴えていた.ガソリンの消費量も多く,ヒート1以上の記録は期待できず.

 

ヒート1 改造車クラス 大学 高専クラス 795.853km/l 暫定首位 市販車クラス 120.215km/l 暫定4位

RIMG0805.JPGうぇっぶマスターです.明日7月24日にHSR九州で開催される第27回エコマイレッジチャレンジ九州大会参加のため現地入りしています.

今年は車輌全体の軽量化にコツコツと取り組んで来たのですが,その甲斐あってか車が見た目は同じですが去年とは別物となってしまい,レース前日までこのように暗くなってもお祭り状態になってしまいました(苦笑).

昨夜はこんな感じで準備していました. 

RIMG0806.JPGで,本日.今年も愛しのカウルちゃんとスクールバスにて移動です.

 

 

 

 

 

 

 

RIMG0810.JPG到着.ピット設営中.

 

 

 

 

 

 

RIMG0811.JPG残念ながら未だにエンジンを煮詰められていなくてサーキットでセッティング(調整)作業です.

周りのピットからはおおスゲー準備してるなという視線を感じたのですが実際は時間に追われているのです.

そんな中で1年生のヘルパー,グッジョブでした.

シギー,データの記録がんばっちょります.

 

 

 

 

 

RIMG0814.JPG

 

市販車チームは順調です.

まあ,元々改造ができないクラスですのですぐにレースに参加できることがクラスの特徴ですが・・・.

 

 

 

 

 

RIMG0816.JPG

改造車クラス,

 

調整やら何やらでなかなか出走できず.

もどかしーぜ.でもあせりは禁物. 

 

RIMG0819.JPGお隣のピットは昨年の九州大会一般の部優勝チームの大同工業さんチームでした.

今年もドライバーの方は"地下足袋"で車に乗り込んでいらっしゃいました.

 

うちも地下足袋がいいんじゃね?

 

 

 

RIMG0822.JPGふぅ~,やっとスタートライン.

で送り出したのはいいのですが,コーナーでタイヤとシャシーが擦ってしまうトラブル発生.

エコランカーのタイヤは軽量化のために薄いタイヤになっており,そのまま走るとタイヤバースト(タイヤの破裂)が生じる恐れがあるため,すぐピットイン.カーボン繊維でできたシャシーを削るはめになってしまいました.

HSRはコーナーがきついので車体がねじられてしまい,我々の車輌ではタイヤと車体が接触しやすいみたいです.

カーボン繊維は削るのが大変.これまた時間がかかってしまい出走が遅れてきました.

RIMG0823.JPGで,再度出走するも,こんどは軽量化の効果があるのかドライバーがコースをオーバーランするトラブルが発生.

気温35℃の中,メカニックが裏の坂を駆け上がり車輌の回収を手伝いました. 

そこから再度の調整と奮闘中.

楠田君,暑い中よく走ってくれました.今後も熱中症にならない程度で熱中してください.(←オヤジギャクのつもり)

いや去年の11月は涼しくてレースは楽だった.

(でも涼しいと空気の密度が上がって空気抵抗が増えるので記録は伸びません.)

 

RIMG0826.JPG今日もいろいろあったけど,ご飯がたくさん食べられて幸せ.

 

まあ,正直問題いろいろだけど明日のレースはDon't worry, be happyだな.

 

あ,今日は大牟田市は大蛇山まつりと1万人の総踊りだったな.

高校生クラスに出場する同郷の 大牟田高校,ピシャーッっといい感じで走ってました.前原先生,やっぱ打倒翔陽高校(HSRの地元)でしょうか.

 

RIMG0797.JPG今日はTEAM10Xの神戸さんを交えてレース前の最後の活動を行いました.
神戸さんからのアドバイスは、
「エコラン競技はレースフラッグが振り下ろされる前に始まっている!」
ということでした.
どういうことかと言いますと、エコランはまず最初に本部から燃料の入ったタンクをもらうところから競技がスタートします.この本部からもらった燃料タンクを車両にとりつけて平均時速25km/hで規定周回数サーキットを走行します.そして走行してから本部に燃料タンクを返却します.
本部では走行前と走行後の燃料の重量差を計測し、1リットル当たりの燃料消費率を算出し、順位を決定します.
ですので通常のレースとは違い、レースフラッグはあくまでも走行開始を告げる合図でしかありません.
エコラン競技という燃費競技では本部で燃料を計量してもらった瞬間から実は各チームの戦略上の細やかな駆け引きが人知れず始まっているのです.
夏の熱気の中で如何にクールな行動をチームで採れるのか、静かなるモーター"スポーツ"にまもなく我々も参戦します.

追伸、OBの永山君!応援に来てくれてどうもありがとう!

本日は大牟田中央自動車様のご厚意で学校が始まる前の早朝の時間にコースを拝借し来週のホンダエコマイレッジチャレンジ九州大会出場に向けた試走を(昨夜の半徹夜でなんとか間に合わせて(笑い))行いました.快調に走っていたのですが,その後大きなトラブルが!!

部長は初めて車のスピンを体験したとのことです.スピン中は「父上,母上~っ!」とメットの中で叫んだそうです(ウソ).

いやーやっぱり実験はやってみないとわからない.それにしても車輌,来週までに信頼性のあるものに直せるだろうか・・・・. 

RIMG0795.JPG明日は大牟田中央自動車学校さんのご厚意で,学校の始業前にコースを利用してテスト走行させていただけることになっており意気揚々の我々のはずだったのですが・・・・

さて車も組み上がって明日に備えて帰ろうかと思った矢先にエンジンマウントの製作ミスに気がつきました.あちゃー.

時計を見ると,げっ終バスまで時間がない.

でも明日を逃すとテスト走行はできない.

うーん,仕方ない.やり直そう.何とか1時間で.

RIMG0794.JPG急に祭りだワッショイワッショイの状態になってしまいました.

ま,間に合うのか?

 

BGM:時間よ止まれ 矢沢永吉

 

 

 

 

 

RIMG0785.JPG九州大会2週間前となりTeam10Xの神戸さんを交えて活動.

朝からあっという間に30℃を超える状況だったので急遽冷房のある部屋でミーティング

今日のテーマは

「失敗経験は伝承されにくい.」

というのが神戸さんから提示されました.

学生チームの特徴は,良くも悪くも卒業や入学でメンバーが入れ替わってしまうということだ.

技術を学び伝承してゆくためには技術の立ち上げからの経験が必要だそうだ.なるほど,実際の設計という本のシリーズにそのようなことが書いてある.たとえば伊勢神宮の式年遷宮は20年ごとにお社を造り直す.建物としては作り直す必要はないのだけど,技術的な視点から遷宮を見ると建築技術を伝承して棟梁(宮大工=技術者かな)を養成するためには実地で一つのものを作り上げる経験をすることが大事だということだ.確かにレース場での緊迫した雰囲気の中でしか学べない(失敗を経験する)ことは多い気がする.

上級生はサーキットでの失敗を挙げて下級生に話したのですが,まあ,それらの失敗はレース上で「ああこのことか」とやっと伝わるんだろうな.


あと2週間,まだ2週間.